関西教育行政学会会長あいさつ

　本年1月1日より向こう３ヵ年会長職をお預かりすることになりました。よろしくお願い申し上げます。

　本学会が創設されてほぼ半世紀近くになります。発足当初の昭和30年代初頭と比べますと学会を取り巻く環境は大きく様変わり致しております。その変化に対応すべく会員各位におかれましても各職域で多忙な日々をお送りのことと存じます。こうした厳しい状況の中で上田前会長は乏しい人的・物的資源をフルに活用され、学会運営に創意工夫を凝らされシステムの省力化・合理化に努められました。会員各位と共に改めて感謝の念を捧げたいと思います。

　今教育界には現場を中心に様々な教育問題が山積しております。学会の第一の役割・機能は研究の研鑽と情報交換にあると考えられますが、こうした時代の要請にも応答すべく、社会的貢献等新たな役割にも積極的に取り組む所存です。また学会財政の強化・学会内の委員会組織の整備等にも着手したいと考えております。

　幸い新しい執行部（理事・監査）はベテラン、中堅、若手とバランスが取れ、また優れた人材にご就任頂けました。新執行部メンバーと相談・協力し、学会の発展に努める所存です。何卒ご支援・ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。